外装工事
外装工事に使用する代表的な建材は以下のものがあります。
外装工事で大事な防水・劣化対策
シモダでは以下の点にこだわり、施工を行っています。
開口部 ・ サッシまわり
防水テープをマニュアル通り施工する事が基本で、その上に防水紙、防水テープのサッシとの剥離、 張りむらをなくすため、胴縁にピースじゃくりを施し密着性を高め、長期にわたり維持させる施工と、 その上にサイディングの隙間等から侵入してしまった雨水を排出させる水抜き部材を入れ万全の対策をとる。
サッシ上部の水抜き施工
バルコニースリット部 ・ 持ち出し部
防水上どうしても欠点になりやすい部分で、ピンホールによる漏水が劣化を招くので防水紙、 防水テープの施工の上にさらに防水部品(ウェザータイト)を施工し、強化を図る。
防水強化部材の施工
防水テープによる固定
バルコニー ・ パラペット笠木部
バルコニー、パラペット等、意匠であったり機能で笠木部分があります。 風雨時、あるいは取り付け方、部品等で雨水の侵入する場所であるので、 施工マニュアルをきちっと守って施工することと、止水パッキンの強化で侵入を防ぐことができます。
バルコニー・パラペット
止水パッキン
配管 ・ 配線まわり
防水紙、防水テープで施工が困難な場所がダクト貫通部分で、 防水向上のために強化部材を当社が某化成メーカーにノウハウを提供して開発した部品 (ウェザータイト)を使用することで防水の保証にも繋がります。
防水強化部材の施工
ベントキャップ取り付用専用受け材
下屋根 ・ 庇の取り合い部
壁と屋根の取り合い、庇と壁との取り合い部も漏水の恐れのある部分で、捨てで防水紙の施工や止水を丁寧にすることが重要な部分で、 施工管理者の現調、施工指示、施工職方の教育等下地時点での点検と管理が大事なところです。
通気工法(通気加工防腐処理胴縁)
外装下地は住宅の長寿命化のために通気工法にて壁体内の湿気の排出、 外気と外壁材内の空気のバリアフリー化で雨水の吸い込み、太陽光の直射熱の通風による排出等、 劣化対策と快適性に必須の条件です。 また下地胴縁も性能を発揮できるよう通気加工、防腐加工を施した胴縁を自社オリジナル商品として使用しています。
しゃくり胴縁(防腐・防蟻処理済)
通気胴縁(防腐・防蟻処理済)
シーリング(コーキング)
防水、意匠でも重要な部分で、シール材の特性を知って、施工現場を知って、気象条件を見極めて施工指示を行い、職方の教育、施工管理をすることを基本として施工しています。
シモダでは、現場での施工性を考え、自接着性の高い一液性変性シリコンのシール材を使用しています。